会期 : 2013年2月23日(土)〜3月25日(月)
開廊時間 : 12:00〜19:00 [毎週火・水曜日休廊]
ギャラリー1階で展示
初日 2月23日(土) 午後6時より オープニングパーティ
作家を招待してのささやかなオープニングパーティを行います。
どなた様でも参加していただけますので是非お越し下さいませ。
[特別展示]
2011年3月11日に発生した東日本大震災。
作家 国島征二は その時、やり場のない怒りと悲しみを作品を作る事で自問自答しました。
発表の予定のない、あくまでもプライベートとして制作したwrapped memoryの作品群。
今回 特別に、作家の了承を得て当ギャラリーの地下スペースにて
展示いたします。
[Wrapped Memoryシリーズとは]
1969年以降、日記をつけるごとく40年以上作り続けている作品。
毎日届けられる美術展の案内状や新聞、読み終えた本などの印刷物、機能を失った生活の必需品や制作の為に使った道具などが素材になる。それらに様々なコメントを記し、樹脂,鉛などで封印し、自分自身の特別な記憶とする。作業は石や金属の彫刻作りと平行し、その意識は交差する。とじ込められた多くの言葉の層は積層の形態をもつ彫刻作品に通じ、その言葉を共有する。
国島征二/1937年愛知県名古屋市生まれ
69年渡米(ニューヨーク滞在)。75年以降ロサンゼルスを拠点に制作を続ける。
95年帰国後、愛知県岡崎市にアトリエを構える。
グランドラピス美術館(ミシガン/アメリカ)タイ国立美術館(バンコク/タイ)ハワイ現代美術館(ハワイ/アメリカ)フレスノ美術館(カリフォルニア/アメリカ)など日本、アメリカ、オーストラリア、タイ、ドイツ、韓国、スペイン、オランダで個展、グループ展。世界各地に野外彫刻を設置。