2018 年3月17日(土)- 4 月8日(日)
開廊時間/ 12:00 - 19:00[毎週 火・水曜日休廊]
[出品作家]
井土英世志/大塚くるみ/加藤K
池原悠太/日栄一雅
美しいと感じる対象は、個人差が大きく時代、地域、社会、集団、
環境などによって大きく異なります。西欧では華美な装飾や対称の
美しさを核とした人工の美を美意識の中心に考えているように感じ
ますが日本の美意識は、むしろ自然と対立せず「侘(わび)」「寂(さ
び)」または「渋み」に見るように、朽ち果ててゆくものへの素朴な
同調などが基準になっています。それは日本人が全体的調和を重ん
じ、自己主張を抑制する事によって受け手の想像力を刺激し、日本
人特有の奥深い表現を成しえるといった側面があるように感じます。
そこで今回masayoshi suzuki gallery では、そんな日本独特の美意識を
感じとる事ができる現代の美術作品を写真、陶芸、絵画、書、映像等、
異なったジャンルの作品を集めて展覧会を開催してみようと考えました。